沖合い域に分布するオショロコマ

多くのサケ科魚類は、淡水域で産卵し、一定の淡水生活期を経て、海へ回遊する。例えば、日本の川で生まれたサケは、遥かベーリング海まで回遊する(サケの回遊経路)。一方、イワナの仲間はあまり沖合い域には移動せず、河口付近や沿岸域で生活すると考えられている。しかし、オショロコマ(イワナ属)は例外的に沖合い域にも分布する(詳細->Environ. Biol. Fishes 86(4): 451-456.)。意外に思われるかも知れないが、淡水魚のイトヨやヤツメウナギも沖合い域でしばしば捕獲される(詳細->NPAFC Doc.1192)。

オショロコマの捕獲記録がある地点(上)とベーリング海で捕獲されたオショロコマ(下)